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2025.09.27

寺子屋日誌 その二十一:逆転合格 Part.2 <前編>

逆転合格を決めた方の実例をこれまで通り「ノンフィクション」でお伝えします。
今回はPart.2です.

Part.1はこちら

 

姉との違い

「姉とは違い目標もなく勉強意欲も低くどうしたら良いのか・・・」

母の言葉でした。

姉は中学3年の夏から寺子屋修学館に通い、志望校は東京の最高峰私立K大でした。
中学時代から揺るがない「不動の志望校」であり、自身の成績は関係なく
「私はそこに進学する」と言い続けていました。

高3の面談で「本人の強い意志に負けました。」と担任が渋々OKを出した指定校推薦でK大合格を手に入れました。

妹はというと、将来やりたいことは「ジャイアンツファンなので東京ドームの近くに住みたい!」

とか

「宝塚が好きだからできるだけ多く観に行きたい」

といったことばかり・・・

姉より早い、中2の時から寺子屋に通い、勉強意欲を高めることを目標にしていました。

 

目指すべき大学を決める

高校生になる前に指定校推薦の仕組みを伝え、成績表の重要性を知ってもらいました。

受験がない中高一貫校に通ってた寺子。
高1は一番中弛みしてしまう学年の為、数学へのこだわりには特に意識してもらいました。

目標にすべき大学(姉同様、指定校推薦を希望)をMARCHのM大学 商学部に定め、学校での面談もその方針でいきました。高2の冬には順調に成績が堅まり、このままの状態ならなんとか格好がつけられそうなところまで来ていました。

しかし、MARCHは校内でも人気の大学であり、指定校推薦を取るのは容易ではありません。
高3の8月に校内で発表される指定校推薦の枠とまずは必要な成績をクリアしていることが最低条件となるのです。

 

エントリーすらできない?!

夏休み中の面談では概ね推薦が取れそうな話ではありました。
しかし、指定校推薦にはエントリーすらできなかったのです!

理由はなんと、社会の成績が必要条件

また、必要な成績としての「段階評価の成績で3期(前期・後期・前期)の平均が4.5」をクリアしていなかったのです。

欲しい成績:前期4+後期5+前期5=平均4.66
実際の成績:前期4+後期4+前期5=平均4.33

この時点で指定校推薦はNGとなり、姉と同じ道を進むことを断念せざるおえない状況となりました。

 

今日のひとこと、ふたこと

油断は禁物!目標達成に必要な条件を再確認しよう