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2025.01.19

【特別連載】ホームページのブログについて Part.7 <闘病記:すべてを「0」に>

もしも、同じ病気の方がいて、少しでも参考になればと思い、ここからは闘病記として書きます。

これまでの経緯はこちら
【特別連載】ホームページのブログについて Part.1  <私について篇>
【特別連載】ホームページのブログについて Part.2  <体の異変篇>
【特別連載】ホームページのブログについて Part.3  <闘病篇>
【特別連載】ホームページのブログについて Part.4  <闘病篇:ドナーを探す>
【特別連載】ホームページのブログについて Part.5  <闘病篇:抗がん剤>
【特別連載】ホームページのブログについて Part.6  <闘病記:移植準備>

 

入院

入院初日、長期の旅行者のような大量の荷物を抱えて入院手続き!
病棟へは以前に一度入っていた為、抵抗はありませんでしたが、この病棟から出られるのは移植が済んで、退院できる見込みが立った時だけです。

幹細胞移植者が入る個室に案内されました。
ベッド、テレビ、冷蔵庫、トイレ、洗面台、クローゼット等、全てが揃った快適なのは間違いないこの部屋で本番に臨みます。

 

首からカテーテル!

最初に輸血、点滴、採血などをするために、首からカテーテルを入れます。
首の静脈に管を入れて固定し、そこから点滴や採血など、すべての事をやっていきます。
最初は恐怖心や違和感がありましたが、そのうち「こんな便利な手段はない」と思うようになりました。

 

前処置スタート

入院から3日後、いよいよ前処置が始まり、瀕死の状態になっていくのです。
大量の抗がん剤の投与が始まり、徐々に実感し始めました。

ビターザという抗がん剤を投与していた時とは全く異なり、激しい吐き気や倦怠感との戦いでした。
投与の3日目から食事が取れなくなり、飲み物を飲むのもやっとの状態で免疫0を目指します。

抗がん剤投与から7日が経ち、移植予定日の前日、血液中の白血球、赤血球、血小板などすべて「0」となり、いよいよ移植が始まります。