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2025.10.02
寺子屋日誌 その二十二:逆転合格 Part.3 <前編>
逆転合格を決めた方の実例をこれまで通り「ノンフィクション」でお伝えします。
今回はPart.3です。
部活も勉強もがんばる
その寺子は中2の時にやってきた。
市内私立一貫校に通う寺子は吹奏楽をやりながら電車で通学していた。
部活は割と忙しく、通学にも時間が掛かる為、タイトなスケジュールでしたが、勉強時間の確保と成績維持を目的として寺子屋に通っていた。
物静かで黙々と勉強する寺子にとって、寺子屋 修学館は大変居心地が良かったらしい(本人談)
中3から高校生になるタイミングで三者面談を行った際、進路については指定校推薦で東京の最高峰私立大であるK大 商学部を希望との事であった。
指定校推薦に必要なこと
指定校推薦を取るにあたって、高1前後期、高2前後期、高3前期の計5回の成績表とボランティア等の校外活動が必要といった内容をお伝えした。
その寺子は校内定期テストは常に上位5番以内(アベレージ3番)を確保しており、指定校推薦を受けることを考えても特に問題はなかった。
できればもう少し”欲”を出してアピールすると更に良くなる事を面談の際にもお伝えした。
太鼓判を押されたけれど・・・
高2の終わりには担任から志望校について
「今の状態をキープしてもらえれば指定校推薦は大丈夫でしょう!」
と太鼓判まで押されたほどだった。
親御さんも寺子も俄然、やる気になり、高3の定期試験2回は文系で2番と3番で、成績表も5段階評価で平均値4.8という、文句なしの状態であった。
しかし、数日後、母親から衝撃的な連絡がきた。
今日のひとこと、ふたこと
部活と勉強の両立は時間の確保が大切。できない時は周りの大人に相談しよう。