BLOGブログ

2025.09.16

寺子屋日誌 その二十:逆転合格 Part.1 <前編>

今回は逆転合格を決めた方の実例をこれまで通り「ノンフィクション」でお伝えします。

 

模試が苦手で・・・

高校2年生は修学旅行を目前に控えたこの時期、定期テストも目前に控えていた。
そんな頃、1名の寺子が「見学をしたい」と足を運んでくれた。

話を聞くと学校の勉強では困っていないのだが、模試に弱く、D〜E判定が並んでいた。
確かにこのまま受験では厳しい結果になるのは間違いないだろう。

しかし、まだ2年生であり、1年以上時間がある為、「これからが勝負です」と伝え、早速勉強の組み立てをした。

 

理系だけど文系?

保護者と本人の話では国語が苦手で理系に進んだとの事。
目標は関西の有名私立大のスポーツ学科を希望していた。

しかし、話を聞いていくともしやこれは?と思い、私から

「それはおもいっきり”文系”ですね。」

ということを伝えるとそれで困っているという回答が・・・

そこで「なぜ、その学部を選んだのか?」を掘り下げて聞いてみると、
やりたい事が明確ではなく、何となくスポーツに興味があったので・・・といった話だった。

 

目標再設定

校内の成績が良いこの寺子には推薦入試(指定校制)が有効だと確信をし、それを進めることとした。

あとは大学と学部、学科を絞ることだったが、MARCHのC大学に、「理系だが”人”からの視点で学ぶ学科」があり、
そこなら関西の有名私立に劣ることはない為、本人も納得の上、学校へ指定校推薦願いを提出した。

しかし、後日「指定校推薦は使うことができない」と担任から言われ、当然ながら本人は落ち込んでいた。

 

今日のひとこと、ふたこと

うまくいかない時は外部の人の意見を受け入れて、新たな目標設定を!