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2024.12.26
【特別連載】ホームページのブログについて Part.6 <闘病記:移植準備>
もしも、同じ病気の方がいて、少しでも参考になればと思い、ここからは闘病記として書きます。
これまでの経緯はこちら
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.1 <私について篇>
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.2 <体の異変篇>
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.3 <闘病篇>
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.4 <闘病篇:ドナーを探す>
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.5 <闘病篇:抗がん剤>
移植への実感
ビターザという抗がん剤を投与して2ヶ月程が経ちましたが、体調は維持できていました。
また、貧血状態にも慣れてきた為、生死を彷徨う病気を患っている感覚はあまりありませんでした。
しかし、移植の日程が固まってくると、徐々にやらなければならない事が増え、実感せざるをえなくなりました。
もしもの時の想定
もしもの事を想定し、残された家族が生活していけるための準備、身の周りの整理、そしてなんといっても、まだ小学校低学年の子どもに対してのケア。(正直これが一番辛かったです。)
子どもにはストレートに
「パパは何万人に一人しか掛からない病気になってしまったので、病院で治してくるね!」
そして、「もしかしたら死ぬかもしれないけれど・・・」と言いかけた時、
「パパ、人はいつか死ぬんだよ。でもパパは僕の中で生きているから大丈夫だよ!」
と、言われたのです。
まさか、こんな言葉をかけてくれるとは思いもしませんでした。
そして、この言葉にどんなに救われたか。
(この後、大号泣したことは言うまでもありません)
入院準備と下ごしらえ
入院の前夜、いつもと変わらず家で食事をし、明日から始まる入院生活の準備のチェックをしました。
家族に迷惑を掛けないように130Lの大型スーツケースには2週間分の下着や着替え、そして買い物かごいっぱいの食料品等を持って、いざ、病院へ!!
そして、家の冷凍庫には自家製の子どもカレー、みそ汁用のだし、うどんのスープなどを大量に用意して冷凍庫満杯に作り置きしておきました。
(あると便利な食材については機会があれば紹介します)