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2024.12.18
【特別連載】ホームページのブログについて Part.5 <闘病篇:抗がん剤>
もしも、同じ病気の方がいて、少しでも参考になればと思い、ここからは闘病記として書きます。
これまでの経緯はこちら
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.1 <私について篇>
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.2 <体の異変篇>
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.3 <闘病篇>
・【特別連載】ホームページのブログについて Part.4 <闘病篇:ドナーを探す>
移植のリスクと決断
移植手術までの課題はあるものの、幸運なことにドナーさんが見つかり、順調に進んでいましたが、
「移植以外にも他の治療法がないか?」
周囲の意見を聞きました。
そして、少し悩みました。
なぜなら、移植にもかなりリスクがあったからです。
しかし、”生きたい”という気持ちが強かったのか、
生死をかけて移植に望む決断は迷うことなくすることができました。
準備(抗がん剤投与)
下準備として抗がん剤を投与し、血液の状態を維持する(進行を鈍らせる)事から始まりました。
初めて抗がん剤を投与する為、最初のクールでは1週間の入院を要しました。
腹部から注射するだけの簡単なものでした。
吐き気や体調の変化もなく、「この程度のものか?」と軽く考えていました。
「 1週間、毎日投与して3週間休薬」を1クールとして、繰り返し投与します。
3クール目には髪が抜け始め、食欲も減ってきました。
その先の処置に慣れるために・・・
その先には移植前の処置となる、強力な抗がん剤投与が控えているので、抗がん剤に慣れる事も必要になります。
しかし、実際には前処置の予行演習にもならないくらい軽いものでした。
[前処置]
移植前に大量の化学療法(抗がん剤)を用いて患者自身の造血機能を廃絶させるための処置