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2024.03.21

中学生の各月毎の過ごし方と準備:3月〜4月

これから数回に分けて各学年毎、各月の過ごし方や準備についてお伝えしていきたいと思います。
今回は3月、4月の過ごし方や準備です。
※通われている学校によっては該当しないこともありますのでご了承ください。

 

公立新中学1年生

公立中学は新しい環境にはなりますが、約半分近くの方が同じ学校から上がってくるため、友人知人が沢山います。
しかし、友人関係、部活動、そして勉強などで神経を使う事も多々あり、生活リズムを作ることが先決になってきます。

3月は学校生活の時間が減少するため、自由な時間が増えることで生活のリズムを崩しやすくなります。
起床時間と就寝時間は規則的にし、リズムを崩さないように注意しましょう。

勉強面では小学校の履修範囲での落とし(わからなかったところなど)を探しておきましょう。
中学に進むと大多数の生徒さんが数学・英語が苦手科目の1位、2位となります。
そうならないためにも英語はこの時期に勉強のやり方を身につけておけば理想のスタートが切れます。

 

私立新中学1年生

私立(中高一貫)の方は受験が終わってゆっくりしたい時期ではないかと思います。
しかし、これからは今までとは全く違う環境になる為、慣れるまで時間がかかる方も多いです。

学校が始まる4月は友人関係、部活、通学方法など知らないうちに疲れが溜まる時期でもあります。
そこに勉強が入ってくるため、”学校生活のリズム”に乗りきれない方も少なくありません。

勉強のカリキュラムは学校毎に違いますが、進度は公立中学より明らかに早く、難易度も高くなります。公立中学校の生徒同様、英語、数学の勉強には特に神経を使って万全の準備をしておきたいところです。

 

新中学1年生のみなさんは新しい環境に早く慣れるように3月のうちから「生活のリズム」と「勉強のリズム」を作っておきましょう。

 

中学2年生

学年の切り替わりはどの学年も重要です。中学1年生で習う勉強は全ての基礎となります。
学年末テストで出来ていなかった箇所を徹底的にケアしておくことが先決です。

春休み期間から新学年の準備をしておくことを忘れずに!!

春休みの課題はできるだけ前半で終わらせ、新しい教科書(特に英語)は授業の2〜3回分程度で良いので目を通しておきましょう。

2年生になって急に「勉強のリズムがおかしくなった」という生徒さんもいますが、春休みの過ごし方に問題のあった方が多く、改善するまでにはかなりの時間が必要になりますので注意して過ごしましょう。

 

中学3年生

公立中学生

公立中学生はいよいよ受験学年となります。
8月末に学調があり、受験校を決めていく要因にもなります。
中学3年生は「部活もがんばりたい!」、「勉強や進路も気になる」大事な学年です。
春休みの課題はできるだけ早く終わらせ、新学期に向けた準備として予習をやっておきましょう。

 

私立中学生(中高一貫校)

私立中3生は受験はありませんが、中3生から高校の勉強を履修する学校もある為、中学2年生までに習った単元の復習は必須となります。

 

全体の共通事項

どの学年も共通ですが、新学年の新学期は今までの勉強を挽回できるチャンスの期間でもあります。
行動次第でチャンスにもなればピンチにもなるのです!
油断せず、チャンスにしていきましょう。