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2023.10.31

寺子屋日誌 その十九:医薬看を狙う! Part.6 <看護師編>

どこか独特の雰囲気をもった寺子。
これまでの遅れを取り戻すため、まずは基礎からやり直すところからスタートする。

Part.5がまだの方はこちらをどうぞ。
寺子屋日誌 その十八:医薬看を狙う! Part.5 <看護師編>

 

基礎からやり直し

英、数、国の基礎力確認から、1日6時間程度の勉強を組み立てた。
特に英語が酷かったため、英単語を覚えていくような初歩的な事から始めた。

学校のテスト勉強を含めて、ほぼ2年間、何もしてこなかった為、大変だったのは間違いない。
ただ、この寺子は具体的な質問ができるようになるまでのスピードは相当なものだった。

 

ちょっと、ひといき

具体的な質問が出来るか否か?

“考える”ことをどの程度したのかが問われる。
例えば、「わからないことがわからない」等、
何も考えていないとは言わないまでも、”考える”と言う行為が欠如している寺子も少なくない。

 

いざ、本番

11月の後半。
ようやく受験する大学を決めた。
国公立の看護を本線にして、私立大は栄養学と保育。
なんとも、寺子らしい、不思議な組み合わせとなった。

センター試験の結果は、静岡県立大 C判定。
時間の関係から、マーク対策に大半の時間を掛けたため、個別試験(二次試験)で戦うのはかなり分が悪かった。

寺子と出願について面談をし、本人も納得したため、浜松医科大学 看護学科で勝負することとなった。

涙のわけ・・・

合格発表の日、本人が「人生最後の日」のような顔で寺子屋に現れた。
結果を伝えに来てくれたのだ。

無言で泣いている寺子を前に

「よく頑張ったよ。」

としか、声をかけられなかった。

 

しばらくの沈黙の後・・・

「受かったんです。」

と、言った後、また泣き出したのだった。

「え?!合格したの?!」

てっきり不合格だったと思い、次にかける言葉を探していた私は、
全ての思考がストップして「合格」の言葉を理解するまで少し時間がかかってしまった。

 

そんな姿を見て、これまでの寺子の人生で、こんなに感情を出した事はなかったのだろうと思った。
素晴らしい看護師になって欲しいと切に願う!!

 

今日のひとことふたこと

時には思いっきり感情を出すことは良いこと!(な、気がする)