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2023.10.24

寺子屋日誌 その十四:医薬看を狙う! Part.1 <医学部編>

目標を持つ

寺子屋修学館には早い段階から目標を持ってくる寺子がたくさんいる。
そんな、早い段階で目標を持っている寺子のほとんどが「医学」、「薬学」、「看護」を希望している。

今回はちょっとイレギュラーでギリギリになって通ってきた「医学」、「薬学」、「看護」を目標にした3人の寺子をご紹介したいと思う。

医学部 医学科

コロナ禍にその寺子はやってきた。

「目標が高いのですが対応して頂けますでしょうか?」

母親からの第一声だ。

学校の勉強を見てもらう塾ではなく「志望校に向けた準備をしたい」との事だった。
具体的な目標は国立大の医学科。

正直、高3から寺子屋に通い、国立大の医学科へ現役で合格した寺子の例は過去1件しかなかった。
しかも、その寺子は市内のトップ高校で5番以内におり、且つ、推薦入試を使っての合格だった。

スタートが違いすぎる・・・

真剣な眼差し

一度、母親に席を外してもらい、直接、本人と話をした。

「本気で狙うの?」

私は寺子に月並みな質問をいくつも投げかけた。

「医学科は実力だけでなく運も必要だよ。」

そんな中、寺子はまっすくに私を見て

「出来る努力はします!なんとか導いて欲しい」

と、目で訴えかけていた。
とても”目力”の強い寺子で、圧倒された。

覚悟を決めたらすぐに

その様子を見て、私は

「それでは、まずは体験から始めてみましょう。」

と言うと寺子は

「もう、入ることに決めたので体験はいいです。」

と、きっぱり・・・

「では、早速プログラムを用意しますね。いつから始めますか?」

の質問にも

「できれば今から」

「このモチベーションが大事なんです!」

 

今日のひとこと、ふたこと

今を迷わず進む姿は本当に美しい!